• ファミリービジネス特有の問題|
  • ファミリーオフィスの重要性|
  • 老舗訪問記
HOME > ファミリービジネスについて > 老舗訪問記 > お城の店 長門屋 笹林修社長 インタビュー

Alt=第8回老舗訪問記 山形県 お城の店 長門屋 笹林修社長 インタビュー

印刷用PDFはこちら

お店について

お店について
お店について

所在地は山形市七日町にあり、十日町にある本家長門屋(漆器) から分家しました。取り扱っている商品は、お仏壇です。ケヤキで出来た仏壇などを展示しています。

以前は、製造したものを販売していましたが、今は販売専門で運営しています。今は仏壇を静岡とか徳島で大量生産していて、その多くが全国に流通しています。また、人件費の安い中国で生産された商品が多いです。

昔に比べて購入される方の家がコンパクトになりましたので、それに合わせて小さいデザインの仏壇が多くなって来ています。仏壇というものはやはり高級品ですので、取り扱いには気をつけています。

笹林 修社長インタビュー(前編)

インタビュー風景
インタビュー風景
Q.四十九日の日数の意味を教えてください。
A.7日ずつ分かれていて、初七日から始まっていて二七日、三七日という風に七日に分かれているからです。
Q.お客様の注文で、困ったことはありますか。
A.特にはありませんが、家具などはよく買うものですから、わりとサイズはお分かりになるのだと思います。 ところが、仏壇はあまり買う機会は多くありません。サイズが合わず入らなかったこともありました。


店内見学風景
店内見学風景
Q.どの価格帯の仏壇が売れていますか?
A.50 万円~ 100 万円くらいです。
Q.売れる時期はいつ頃ですか?
A.お盆前です。5~8月の前くらいが一番多いです。


Q.今と昔でお客様の要望の違いはありますか?
A.昔は、お父様またはお母様が購入にいらっしゃいましたが、現在は幅広いお客様にいらしていただいており、お子様やおばあ様などもごいっしょに見えます。ですから、ご要望もご来店の世代が広くなった分、少しずつ違ってきております。
また、そういったご家族のお子さまたちは家族の背中を見て育っていきますので、幅広い世代のお客様に来ていただいてありがたいと感じています。


見学風景
見学風景
Q.お仏壇を販売する時、気を遣うところはありますか?
A.宗派によって本尊や道具が違いますので間違わないように気を遣っております。また、飾り方も宗派によって違う場合もありますので、その点も気を遣います。
Q.お仏壇を販売した後にしていることはありますか?
A.掃除の無料サービス券をお渡ししたりして、半年後ぐらいに様子を見に行かせていただいています。
Q.おじいちゃんの家に仏壇があるのですが、金の部分を拭くよい方法はありますか?
A.雑巾などで拭くと金箔は剥がれてしまうので、金の部分は拭かないでください。ほこりなどは毛バタキを使ってそっと取り除くと良いでしょう。
Q.どちらから来られるお客様が多いですか?
A.( 地元の方がやはり多いですが) 仙台からもみえます。
Q.仏壇自体の設計図などはありますか?
A.あると思いますが、業者の方では今はCADなどで作っています。仏壇を作るのには10 年くらいかかります。
手で木を乾燥したり機械で行ったりしています。

笹林 修社長インタビュー(後編)

見学風景
見学風景
Q.この場所で創業されたのですか?
A.山形市十日町の、紅花の絵が彫られてある「権之助塗」の本家長門屋から分家しました。





Q.ペットのお仏壇はありますか?
A.来年から取り扱う予定です。見た目がかわいいもの、ITを使ったもの、小さいものなどを取り揃える予定です。
また、ペットの画像が出てくるようなものも取り扱います。ここ最近では、ペットを亡くされて悲しまれている方が多くなってきていますので、4月から販売する予定です。数千円のものから数万円のものまで取り扱う予定です。


見学風景
見学風景
Q.お葬式の時に神棚の戸を閉じるのは何のためですか?
A.神道では「死者や葬儀は穢(けが)れ」と考え、その穢れを嫌うため、家に死者が出ると忌や喪が明けるまで、神聖な神棚を、そのような穢れから遠ざけなければならないと考え、神棚を閉じます。
Q.正月に天照大神の掛け軸をかけたりするのは何のためですか?
A.大事なものは一番重要なところ、真ん中に置くためなのではないかと思います。


社長を囲んで記念撮影
社長を囲んで記念撮影
Q.なぜお城の店というたたずまいにされたのですか?
A.初代社長や2代目が考えて作りました。移築してきたものに、一部昔の店を取り込んだようです。昔、金のしゃちほこが屋根に上がっていました。ですので、昔は「金シャチ印長門屋」と呼ばれていました。
Q.山形仏壇の起源はなんでしょうか。
A.山形仏壇の製造は江戸時代の中期、享保年間に始められたと言われています。 明治時代後半に最盛期を迎え、東北6 県のほか北海道にも販売されたと言われております。

山形老舗企業調査実績報告書へのリンクはこちら※pdfが開きます



< 有限会社長門屋 >

創業:明治44年(昭和23年有限会社化)
住所:山形県山形市七日町1-4-12
電話:023-622-2204


お城の店 長門屋
http://oshironomise.com/

山形県ふるさと工芸品「本家長門屋」(漆器):
https://www.pref.yamagata.jp/ou/shokokanko/110010/kogeihin/cate04-01.html

山形しにせの会
http://yamagatasinise.web.fc2.com/

セミナーのご案内

セミナーのご案内

F.B.N. Japanでは、著名講師を迎えての大規模なオープンセミナーから、懇談形式で意見を交換しながらファミリービジネスについて学ぶ小規模分科会まで、ファミリービジネスに関わる方たちに、交流・学びの場を提供しています。ぜひこの機会にご参加ください。

詳細情報へ